宗像市にお住まいのM様よりトヨタのヴィッツをご入庫いただきました。こちらのヴィッツは、CVTオイルレベルゲージが付いてないので、CVTオイルの量や汚れを簡単にはチェックできません。
大きな赤丸のパーツがCVTオイルクーラーで、CVT本体に取り付けられておりトルコン太郎のホースを繋ぐことが出来ません。矢印のホースは、ウォーターホースでエンジンの冷却水が流れています。このままでは、トルコン太郎で圧送交換も循環交換も出来ません。そこで、圧送交換をする為にオイルクーラーを外して特殊工具(アタッチメント)を取り付けます。このようなタイプの車が多くなり、AT/CVTオイルを簡単に交換できなくなりました。オイルゲージもないのでオイル量調整も結構シビアです。
CVT本体にアタッチメントを取り付け、トルコン太郎の圧送用のホース2本をアタッチメントのアダプターにセット。これで圧送交換が出来る状態になりました。
総走行距離は81,452kmで、前回交換から33,799km走行した圧送交換前のCVTオイルの色です。トルコン太郎を使っていても3万km過ぎでこんなにオイルが汚れているのです。CVT車はAT車と比較すると油温が高くなりますし、AT車に使われるATオイルより酷使されているので、早めに交換される事をお勧めいたします。
全容量6.3リットルに対し交換容量は8.0リットルに設定しました。なぜかと言うと、圧送交換中に旧油と新油がCVT/AT本体の中で混ざるからです(トルコン太郎の中では混ざりません)。なので当社は、1.5~2.0リットルプラスで圧送交換してます。この後は、規定油温でCVTオイルの調整をして走行テストで完了です。
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